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無線機(トランシーバー)の通信エリアを拡張する。

無線機(トランシーバー)の通信エリアを拡張する方法とは

 

無線の通信エリアを拡張するにはいくつかの方法があります。

 

特定小電力無線

 

特定小電力無線で通信エリアを拡張する場合には『中継局』を利用するのが便利です。

中継局には『屋内』タイプと『屋外』タイプがあり無線の運用形態でどちらかを選択します。

一般的には高い位置に中継局を置くと通信エリア低い位置よりも広くなります。

同じアンテナ長の無線機であれば通信距離2倍、面で4倍が目安です。

特定小電力の中継局を設置する上で注意する点は中継設定した無線機は必ず中継局に

アクセスをします。隣にいる無線機と通話する場合でも中継局を介しての通話になります。

裏を返せば中継局の電波が取れない場所では隣に通信対象者がいても通信はできないということです。設置にはエリア確認を十分にしてから設置をしましょう。

 

特定小電力無線 連結型中継器

 

屋内型ではありますが連結型中継装置も発売されております。

中継器間は有線接続ではなく無線で接続されます。最大4台の連結が可能で面ではなく

通信距離を広げる場合に有効になります。

 

特定小電力無線は最大出力が10mWと電力が弱いためオープンエリアや店舗内通信に向いております。中継装置から発射される電力も10mWなので設置は空間が閉鎖されていない場所に設置をしましょう。

 

簡易無線機

 

簡易無線機のエリアの広げるためには固定基地局を設置することが一般的です。

 

この場合は子機同士の通信距離を広げるのではなく固定基地局のアンテナを高い位置に設置し固定基地局と子機間の通信エリアを広げると考え方です。

固定基地局の出力も子機同様に最大5Wですがアンテナ地上高を上げることにより通信エリアが広がります。注意点は固定局とアンテナを結ぶ線が細い場合や距離が長いと電力は減衰してしまうので設置前のテストは必須になります。

 

簡易無線+IP無線

 

最近の新築ビルは大型化しており内部も複雑化して簡易無線の能力ではカバーしきれない建物も増えています。又、意匠や構造がネックになりアンテナが設置できない場合も多々あります。

 

若干、複雑にはなりますが簡易無線とIP無線を接続することができます。

簡易無線の中継装置は製品化されておりませんが、IP無線を中継器の代わりにすることは可能です。

簡易無線から発射された音声はIP無線装置を経由してIP網に入ります。

IP網に入った音声はIP無線機で受発信可能ですが同様のシステムを作れば簡易無線の端末同士で通信を行うことが可能になります。

IP無線が中継動作をするので携帯電話のエリア内の離れた場所通しの通信も可能です。

 

簡易無線+簡易無線

 

簡易無線固定局をゲートウエイに介して結び通話エリアを拡張する方法もあります。

周波数干渉があるので接続された固定局のチャンネルは異なるものにしますが、対応

子機であればチャンネルを自動切換えしてくれます。ゲートウエイが比較的高価なので

子機の台数が多い場合には効果的です。

 

アンテナを変える

 

一般的に、無線機のアンテナの長さと通信距離は比例します。

業務を行う上でアンテナが邪魔になる場合にショートアンテナを利用しますが通信距離は短くなります。逆に長いアンテナを利用すると通信距離は長くなりますがアンテナが邪魔になります。*特定小電力無線のアンテナ交換はできません。

アンテナを交換する場合には機種ごとに規定されるアンテナが異なるので注意をしてください。

まとめ

 

無線機の出力やアンテナは法律で規定されており通信エリアを無線機単独で広げるには

付加装置等が必要となります。

予め、通信エリアが確定している場合には適合する無線機を購入するようにしましょう。

弊社では通信エリアテストも行っていますのでお気軽にお声がけください。

 

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