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トランシーバー(無線)の免許と個人資格

2021年12月16日

トランシーバー(無線)の免許と個人資格

自動車を運転するにはその種類に応じた運転免許証と乗る自動車の自動車検査証必要となります。

トランシーバー(無線)を操作する場合にも無線従事者という個人資格の免許と無線局の免許状が必要となります。

自動車運転免許同様、操作するトランシーバー(無線)の種類により必用となる免許の種類も変わります。

但し、全ての無線機で無線従事者資格と無線局免許状が必要となるわけではありません。

トランシーバー(無線)の免許と個人資格

 

無線従事者免許個人資格を要しない無線機・トランシーバー

無線従事者(個人資格)が無くても操作できる一般的な無線機は特定小電力トランシーバー・簡易無線

・IP無線になります。

簡易無線については個人資格は不要ですが無線局の免許申請・登録が必要になります。

トランシーバー(無線)の免許と個人資格01

 

一般業務用無線

一般業務用無線とは公共性の強い組織で利用される無線機です。その職種と使用する地域において専用周波数が

割り当てられており、無線機の操作については個人資格である無線従事者免許と無線局免許が必要になります。

トランシーバー(無線)の免許と個人資格02

 

簡易無線

簡易無線の最大出力5Wと強力ですが無線従事者は必要ありません。但し、無線局の免許申請や登録が必要と

なります。申請・登録のみで利用できることから多くの職種で利用されている無線機です。

トランシーバー(無線)の免許と個人資格03

 

IP無線

IP無線機は携帯電話会社のネットワークを利用している無線です。そのため、IP無線機を利用する場合には個人資格・無線局免許は不要になります。日本全国の携帯電話の圏内で利用できることから急速に増えている無線機になります。

トランシーバー(無線)の免許と個人資格04

 

無線従事者の資格

参考までに、大まかな無線従事者資格を記載してみます。

トランシーバー(無線)の免許と個人資格05

・アマチュア無線技士

・陸上無線技術士

・航空無線通信士

・海上無線通信士

・総合無線通信士

上記資格の中でも無線機から発射する出力や操作範囲で等級が分かれています。

無線従事者の資格を新たに得るには養成課程(総務大臣指定講習・試験機関)で取得するのがよいでしょう。

まとめ

トランシーバー(無線機)はルールを守って運用しましょう。

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