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災害対策とIP無線機

災害対策にIP無線機の導入 

BCP:災害対策用通信機としてIP無線機を導入する企業が増加しています。

IP無線機を導入する背景として東日本大震災での教訓や近年、増加している大型台風や

頻発する地震への対策が大きな要因となっているようです。IP無線は携帯キャリアの データー回線を利用して通信を行っているので通話エリアは全国の携帯圏内となります。では、なぜ携帯電話ではなくIP無線機を選択するのか?IP無線機の特徴を説明していきます。

 

IP無線の通信 

IP無線は携帯電話と異なり一斉通信が可能です。支店や部署別にグループを予め設定

しておけば非常時の混乱した中でも送信ボタンを押すだけで各端末と連絡ができます。

音声通信が基本になりますが機器によっては動画:画像の共有ができる機種もあります。


通信量が増加したとき

災害が発生すると多くのネットワークで通信量は跳ね上がります。

IP無線は携帯電話の音声チャンネルを利用するのではなくデータチャンネルを利用して通信を行います。データ通信は音声通信と分離されたコントロールを受けていて音声通信の通信量が増えた場合でもデータ通信に対するコントロールを最小限にする制御を受けることが多いようです。その為、災害時における通信に対する影響も少ないと考えられます。

 

IP無線機の仕組とは?

IP無線機は携帯電話網やインターネット網で、音声はパケット化(音声データを圧縮し小包のようにします。)し通信します。音声データを小さくすることで1つの回線で複数の通信が可能になります。一般的な音声通信は1つの通話が1つの回線を占有してしまうことで、同時接続許容量が少なる傾向にあります。IP無線で多く利用されているMVNOは規制されにくいという特徴もあります。

 

一般的な携帯電話の場合

1回線、1ポートを占有してしますので、同時接続許容量が少ない。

          

IP無線の場合

1ポートに複数回線を収容できるので、より同時接続許容量が多い。

 

IP無線の通信経路

IP無線の通信経路はIP無線メーカーにより異なります。主な違いはクローズドネットワーク:オープンネットワークのどちらを利用しているかになります。クローズドネットワーク(閉域網)は携帯電話会社内のネットワークのみで構成されインターネットとの接続は行われません。利点としては高いレベルのセキュリティと通信の安定性が挙げられます。

オープンネットワークの1次アクセスはクローズネットワークと同じ携帯基地局になりますが以後の接続はインターネット経由になります。オープンネットワークを利用しているIP無線機の多くはWI-FIを搭載していますので通信経路を冗長化して持つことになります。閉鎖ネットワークを利用するIP無線機でもデュアルSIMを利用することにより冗長化することできます。

 

IP無線の通話モードについて

IP無線機の通信モードについて説明します。IP無線機の通信はシンプレックス(単信方式)とデュープレックス(複信方式)があります。(*機種によっては複信機能がないものあります。)呼び出しモードには一斉:グループ:個別がありモードを選択して利用します。

 

オプション機能

IP無線のオプション機能を記載していきます。(*機器によって仕様は異なります。)

・位置情報取得:GPSによる位置情報取得が可能で地図上に位置を表示します。

・同時通話及び会議通話:複数からの発信を会議室にいるような感覚で利用できます。

・優先通話(強制割り込み)通信中の無線機に優先順位の高い端末が割り込めます。

・Dispatcher機能:IP無線端末と管理PC間において音声や映像のやりとりが可能になります。PCはIP無線端末となりますの

でDispatcherソフト上にて端末から送られてくる動画を確認しその後の指示を出すことができます。

・アプリ:スマートフォンのアプリをインストールすることで他のIP無線専用機と音声通信をすることができます。

 

通話履歴と動画再生

まとめ

IP無線機は免許や個人資格を必要としません。通常時の業務から非常時の通信機器として企業や自治体での導入が進んでいる次世代型の無線機です。混信や雑音の心配もなく安心してご利用頂けるIP無線機を是非、無料デモ機で実感してみてください。

 

 

→IP無線の商品紹介はこちら

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