トランシーバーの周波数とは?|東京・埼玉・神奈川・千葉なら業務用無線機器販売の東京業務無線

受付時間 9:00~18:00 (土・日・祝日除く)
03-6761-8035

お役立ちコラム

コラム

トランシーバーの周波数とは?

トランシーバーを購入する時、必ずと言っていい程出てくる言葉が「周波数」です。周波数と聞いて「何となく聞いたことはあるけど、何のことかさっぱり分からない」と思う方は多いでしょう。しかし、周波数はトランシーバーを選ぶ上では、重要な要素。

今回は、そんな重要ですが難しい「周波数」について、分かりやすく解説をします。

 

 

ラジオでも使われる周波数って何?

周波数を解説する上で最も身近なものがラジオです。

勉強をしながら、あるいはドライブをしながら、ラジオを聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

ラジオと原理は同じトランシーバーの周波数

ラジオを聴く時にすることは何でしょうか。それは、ダイヤルやボタンでチャンネルを合わせることです。

チャンネルとは実は決まった周波数を割り当てたもの。

 

私たちはラジオのチャンネルを合わせることで、自分が聞きたい局の周波数を設定していたんです。

例えば、TOKYO FMは周波数80.0MHzで放送されています。ラジオの周波数を80.0MHzに合わせると、放送を受信することができます。

 

トランシーバーも送信された電波を受信するという意味では原理は同じ。

相手の音声が乗った電波を、自分のトランシーバーの周波数を合わせることでキャッチしているんです。

 

トランシーバーを糸電話に例えると?

トランシーバーは糸電話に例えることもできます。糸電話は紙コップ2つを糸で繋いで電話のように話がすることができます。

トランシーバーでは音声を送信する時、音声が乗った周波数が出ます。

受信する側のトランシーバーでは、自分が聞きたい音声が乗った周波数を探して捕まえることで、音声を聞くことができるのです。

糸電話でいう糸こそが周波数です。

 

トランシーバーの周波数帯

トランシーバーは主に、400MHz帯と呼ばれる帯域の周波数を使用します。

FMラジオより、ずっと高い周波数を利用しているんです。

 

トランシーバーはチャンネル数によって使用する周波数が異なります。

例えばチャンネル数が単信11chの場合は、

 

チャンネル01・・・422.0500MHz

チャンネル02・・・422.0625MHz

チャンネル03・・・422.0750MHz

(中略)

チャンネル10・・・422.1625MHz

チャンネル11・・・422.1750MHz

 

このように、0.0125MHzごとに区切られてチャンネルに割り当てられています。

 

トランシーバーを使われている方の中には「メーカーが違うと通信できない」と思っている方がいます。

実は、メーカーが異なってもチャンネル数が同じである機種であれば、通信することはできるんです。

2機のトランシーバーを同じチャンネルに設定することで、通信は可能になります。

トランシーバーの通信ができない時は、チャンネル数を確認しましょう。

 

ランシーバーの周波数と違法性

トランシーバーの周波数と違法性の関係について解説します。

 

無線機器では使用できる周波数が決められている

トランシーバーでは400MHz帯の電波を使用します。

普通にトランシーバーを購入すると、指定された周波数の電波が送信されるようになっているので、それ程気にする必要はありません。

しかし、トランシーバーを改造して、別の周波数帯の電波を送信できるようにした場合はどうでしょう。

 

実は、違法になります。

他にも海外の周波数帯に合わせて作られた製品を日本で使った場合、違法になることも。

トランシーバーに限らず、いろいろな無線機器できる電波の周波数は法律で決められています。

例えば、ラジオを聴いている時、誰かのトランシーバーの声が聞こえてきたらビックリしますよね。

そうならないためにも、使用する周波数帯が決められているんです。

 

技適マークを確認する

一般的に使用される無線機のほとんどのものには、技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)がついています。

技適マークは、電波法で定められている基準に適合した製品であることを表します。

技適マークがついていないトランシーバーは、違法になる恐れがあるので注意が必要です。トランシーバーをお持ちの方は、型式名称が記載された銘板などを確認してください。技適マークが見当たらない場合は、違法の製品かもしれません。

 

トランシーバーの周波数の合わせ方

ほとんどのトランシーバーはチャンネル変更つまみで周波数を合わせます。

「周波数を合わせる」と聞くと、ダイヤルで音が聞こえる周波数を慎重に探すという印象を持ちますが、そのような操作は必要ありません。トランシーバーは既にチャンネルに周波数が割り当てられていますので、通信をしたい相手のトランシーバーと同じチャンネルに設定することで、周波数を合わせることができます。

 

また、最近ではチャンネル変更つまみではなく、ボタンで合わせる機種もあります。

そのような機種の場合は、取扱説明書を確認しましょう。

 

トランシーバーとアマチュア無線の周波数の違い

トランシーバーは400MHz帯を使用しますが、アマチュア無線では全く異なる周波数帯を使用します。

アマチュア無線では、HF帯、VHF帯、UHF帯と呼ばれる帯域の周波数を使用します。使用できる周波数の種類も多岐に渡ります。

 

例えばHF帯の7MHz帯。

安定した通信が可能な帯域ですが、それ故に利用者は多いです。

上級者では、混雑した通信の中から、特定の声を見つけ出す技術に長けた方もいます。

 

トランシーバーの周波数の仕組み

周波数が異なると電波の性質も変わってきます。

周波数が高いと、通信速度が上がる一方、遮蔽物の影響を受けやすくなります。

トランシーバーには近・中距離の通信に適した周波数が割り当てられています。

 

まとめ

今回、トランシーバーの周波数について解説したことは次の通りです。

 

・トランシーバーで周波数を合わせることは、ラジオで選局することと同じ。

・トランシーバーでは使用できる周波数帯が決まっていて、それ以外の周波数を使用すると違法になる。

・技適マークは電波法で定められている基準に適合している証拠。

・アマチュア無線ではさらにいろいろな帯域の周波数が割り当てられている。

 

トランシーバーを選ぶ時は、周波数のことも頭の片隅に入れておきましょう。

関連記事

  • 業務用無線機の免許申請とは?業務用無線機の免許申請とは? 業務用無線機の免許申請とは? 業務用無線機を利用する場合には免許申請が必要になり、免許申請は無線を利用する地域の総合通信局への申請を行います。 弊社では無線免許の申請代行を行っておりますのでどうぞお申しつけください。 *(一般的な特定小電力無線やIP無線機の免許申 […]
  • 介護施設・病院・クリニックでの無線機利用介護施設・病院・クリニックでの無線機利用 介護施設・病院・クリニックでの無線機利用 無線機は複数のスタッフに同時に音声が届くので簡単に情報共有できます。 しかし院内で利用できる無線は低電力で通信エリアに難がありました。 通信エリアを拡張する中継局利用 無線中継器を利用すると通話範囲は広がりますが、一 […]
  • トランシーバーが使用できる距離は機種によって違うトランシーバーが使用できる距離は機種によって違う トランシーバーには様々な特徴を持った機種があります。中でも使用者が気にするのは、通話距離ではないでしょうか。 用途に合った通話距離の機種でない場合、現場で情報共有ができないトラブルに見舞われることも。 また、時には通話距離を伸ばしたいこともあります。 今回は、 […]
  • 特定小電力トランシーバーの特徴や使い方は?特定小電力トランシーバーの特徴や使い方は? 無線機の中でも手軽に使用でき、様々なシーンで活躍する特定小電力トランシーバー。 特定小電力トランシーバーは、通信距離が短いというデメリットがある一方、免許や登録が不要であることや、価格面が抑えられているなどのメリットから、最も使用されている無線機です。また、特定小電力トラ […]
  • トランシーバーとは?どんな仕組み?トランシーバーとは?どんな仕組み? トランシーバーについて何となく知っていても、具体的にどのようなものであるかは知らない方が多いですよね。 離れた相手と通話をするものとは分かっていても、それなら携帯電話でも十分だと考えてしまいます。 しかし、これだけ携帯電話が普及しても、トランシーバーの利用者は存在し […]
  • 工場・倉庫での無線機(トランシーバー)利用工場・倉庫での無線機(トランシーバー)利用 工場・倉庫での無線機(トランシーバー)利用 工場や物流・倉庫では多くの無線機が利用されています。 通信距離や利用方法によって無線機の種類は異なりますがその一部をご紹介いたします。     出荷・搬入管理 倉庫での入庫・出庫業務 […]
このページのトップに戻る