デジタル簡易無線が変わります。(増波と中継利用)|東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城・群馬なら業務用無線機器販売の東京業務無線

受付時間 9:30~18:00 (土・日・祝日除く)
03-6761-8035

お役立ちコラム

コラム

デジタル簡易無線が変わります。(増波と中継利用)

デジタル簡易無線が変わります。(増波と中継利用)

デジタル簡易無線機 免許局・登録局のチャンネル数が増えます。

増波の詳細は下図のようになります。

対象局 以前 以後
免許局 地上用 地上用
65チャンネル 75チャンネル
中継用 中継用
0チャンネル 20チャンネル
登録局 地上用 地上用
30チャンネル 82チャンネル
上空利用 中継用
5チャンネル 15チャンネル

 

増波によって変わること

デジタル簡易無線の【免許局】・【登録局】が増波の対象になります。

登録局はこれまでの30チャンネルから82チャンネル。

免許局はこれまでの65チャンネルから75チャンネルと中継利用

20チャンネル(10ペア)

 

免許局

免許局は10波増波で75チャンネルになります。中継局(20チャンネル

10ペア)の利用で通信エリアの拡張や不感帯エリアの解消に期待が持てる

ことになります。

 

登録局

登録局は52波増波で82チャンネルになります。上空利用は5チャンネル

から10波増波で15チャンネルとなります。

登録局は利用者が多く都心部等では特に利用に支障が出ていました。

登録局には「キャリアセンス機能」という機能が実装されており、同じ

チャンネルで利用者が重複した場合に相手の電波を受けると自分の無線機

から電波を発射できないという機能です。

チャンネルが増加することで、このリスクは減少されると考えられます。

 

まとめ

今後、増波モデルが増えていくため旧モデルは在庫がなくなり次第生産中止

となります。増波対応モデルのお問い合わせは弊社迄お願い致します。

関連記事

  • 工場・倉庫での無線機(トランシーバー)利用工場・倉庫での無線機(トランシーバー)利用 工場・倉庫での無線機(トランシーバー)利用 工場や物流・倉庫では多くの無線機が利用されています。 通信距離や利用方法によって無線機の種類は異なりますがその一部をご紹介いたします。     出荷・搬入管理 倉庫での入庫・出庫業務 […]
  • IP無線機とは?IP無線機とは? IP無線機とは?   最近よく耳にするIP無線機。『IP無線機はどんな無線機なのか?』 『どんな仕組みなのか?』『何ができるのか?』他の無線機と比較しながらIP無線機の特徴を解説していきます。   他の無線機と何が違うの? & […]
  • トランシーバーとインカムの違いは?種類や選び方を徹底解説!トランシーバーとインカムの違いは?種類や選び方を徹底解説! トランシーバーとインカムの違いは何でしょうか? どちらも同じ通信ツールとして知られていますが、実はトランシーバーとインカムには大きな違いがあります。   本記事では、それぞれの特徴から選び方まで、あらゆる角度からトランシーバーとインカムの違いを詳細に […]
  • 「関東100年町会・自治会防災力強化助成」のご案内「関東100年町会・自治会防災力強化助成」のご案内 関東100年町会・自治会防災力強化助成 東京都では地域の防災への備えを進めていくため町会・自治会による防災備品備蓄等の購入に対して30万円を上限に助成を行っています。(助成率10/10)   この助成で購入できるものは 町会・自治会で必要な防災機材 […]
  • トランシーバー(無線機)の通信モードについてトランシーバー(無線機)の通信モードについて トランシーバー(無線機)の通信モードについて   トランシーバー(無線機)には数種類の通信モードがあります。 機種により搭載するモードが異なりますので用途にあわせてして選択をしてください。   交互方式   『 […]
  • 自営通信と公衆網(災害時の通信確保について考えて見ましょう)自営通信と公衆網(災害時の通信確保について考えて見ましょう) 自営通信と公衆網(災害時の通信確保について考えて見ましょう)   近年大型化する台風、冬の豪雪、頻発する地震。 自然災害の多い日本に住む私たちは様々な災害に対応していかなければなりません。 安否確認・被災状況等、災害時における通信確保は重要な問題と […]
このページのトップに戻る