学校や幼稚園での無線利用
学校や幼稚園での無線利用
多くの行事を行う学校や幼稚園での無線機の利用シーンをご紹介いたします。
送迎
送迎に無線機を利用している幼稚園は多くありますが園児の減少に伴い広域で送迎するケースも増えています。その為、IP無線を連絡手段として導入する幼稚園が増えています。
IP無線を導入する理由としては携帯ネットワークを利用しているので確実な通信が行えることやGPSで位置情報や運行管理を行えることがメリットとなっています。
高度利用型緊急地震速報
IP無線機の中には高度利用型緊急地震速報や気象警報等を受信可能な製品があり警報が発令された場合の対処も素早く行うことが可能になります。
通学路の安全確認
通学路の安全確認をボタン操作1つで管理者全員に伝えることが可能です。
特に地震発生後の塀や建物の損壊状況を確認し迂回経路の検討にも役立ちます。
校内イベントでの使用
入試・入学式・卒業式・修学旅行・体育祭・文化祭・防災訓練での使用。
学校の行事で多くの人間が動くケースでは無線機は有効な連絡手段となります。
入試や学校説明会での来客案内や防災訓練での生徒の誘導にも簡単に利用できます。
特に体育祭や文化祭では生徒以外の人も校内に立ち入りますので素早い情報の共有ができる無線機利用をお勧め致します。
通信エリア・敷地面積
無線機の通信距離は多くの条件で異なってきますが、概ね無線機の出力に左右される場合が多くなります。
無線機を導入する場合には通信が必要なエリアを確定してから機種を選択しましょう。
敷地面積の広い大学の場合には『簡易無線』がお勧めですが校舎が複雑に絡みあっている場合にはIP無線もお勧めです。
比較的敷地面積が小さい幼稚園等では『特定小電力無線』がお勧めです。
通信エリアを確実に把握してから無線機の導入することが大切になります。
拡声器
無線機ではありませんが入学式や卒業式などのイベントで父兄が入校する場合に大声をださないで経路や場所を案内できるハンズフリ-拡声器も無線メーカーより発売されております。
コロナ禍において飛沫を飛ばさないコンパクト拡声器は便利にご利用頂けまると思います。
まとめ
学校で無線機を利用するにあたって『特定小電力無線機』は免許不要なのですぐにご利用できます。『IP無線機』も免許不要ですがご利用にあたってはIPメーカーとの契約が必要になります。『簡易無線免許局』や『簡易無線登録局』に関しては免許が必要ですが弊社にて免許申請を代行いたしますので是非ご相談ください。
